Windows機もmagsafe化!充電やディスプレイ接続も出来る「MagC」

 クラウドファンディングKickstarterにて、USB Type-CをMacのMagsafeのように出来るアダプタの出資者を募っています。
製品名は「MagC」で、名前の通り、まさにMagsafeのように接続することができます。

 Magsafeは、Macユーザーの中でもとても評判の高い充電規格でしたが、現在のMacではUSB Type-Cでの充電になっており、これを悲しむ声もとても多いです。また、WindowsユーザーもMagsafeのメリットである充電器の線に引っかかってしまってもパソコンを道連れにすることなく、線が簡単に抜けるのでWindows機に同じような機能を待ち焦がれている人も多かったと思います。

 そんな中、今回のMagCは、Macユーザー、Windowsユーザー、さらにはAndroidユーザーすらも満足させてしまう製品です。
USB Type-Cで充電するマシーンであればOSは関係なく、ほとんど問題なく使用することが出来るかと思います。

 その便利さは、動画を見るとよく分かるかと思います!

 USB Type-Cのポートを一つ、MagCのアダプタを装着しておくだけで、あとはもう片方のアダプタをUSB Type-C用ラインと接続するだけでMagsafeと同じく磁力で接続されます。
 さらに、従来のMagsafeより強力なのは、充電のみならず、ディスプレイへの出力やファイルの転送も可能な点です。
ディスプレイへの出力は、5Kの出力も対応しています。

 実は、以前にも同じようなコンセプトの製品がKickstarterに登場していました。
「Snapnator」という製品です。同じようにUSB Type-CをMagsafe化するというコンセプトで、多分ですが利用しているテクノロジーも大きな違いはないかと思います。
 こちらがSnapnatorの紹介動画です。

 大体、同じような事が出来るかと思います。
それでは、Snapnatorと今回製品化を目指すMagCは何が違うのかというと、アダプタの角度が最も大きな違いかと思います。
Snapnatorは、通常のUSBの線と同じく真っ直ぐ伸びていますが、MagCでは、アダプタがL字になっており、本物のMagsafeとかなり似たような形状となっております。これは、今までMagsafeを利用していた人にとっては意外とこのL字の形状が肝になっていると感じます。
 L字の形状になっていることでデスクでのラインの取り回しが行いやすくなり、利便性が大きく変わります。

 今回、紹介したMagCは、29ドルの出資でMagCのフルセットが1セット貰えますので、値段的にもお手軽ですね。