個人レーザー加工機Podeaが新たな作例を公開!ABS樹脂にマーキング
個人向けに販売されているレーザー加工機のPodea!
Podeaは、丁寧な作りで高いクオリティと個人でも手の出せる価格のためユーザーが増えていっているレーザー加工機です。
レーザーのワット数も現在2W・4W・6Wの3種類から選ぶことができ、使用する用途が幅広いレーザー加工機でスペックを選択する機会があるのは嬉しいですね。
そんなPodeaの公式サイトでは、Podeaを使った様々な作例が公開されているのですが、新たにAPS樹脂製ケースにマーキングを施す作例が公開されております。
レーザー加工機というと、どうしても木材や紙などへの加工がイメージしやすいですが、ABS樹脂にも加工が可能ということでより幅広い作品を作れることになりそうです!
注意点としては、ABS樹脂に加工を施す場合はマスキングテープで加工部分をマスキングし、ABS樹脂に加工をしないと加工面が汚くなってしまうようです。
ちなみに、マスキングテープを使っての加工を施す場合は6WのPodeaを使用しないとパワーが足りずに上手くマスキングテープを貫通させることが出来ない可能性があるため木材などにもマスキングテープを使っての加工を想定して購入される方は、6WのPodeaを購入しましょう。
ABS樹脂は3Dプリンタで造形する際の材料となるフィラメントとしても使用されていますので、3Dプリンタでケースや作品を作り、その作品にPodeaでレーザーマーキングを施すことが出来るので、3Dプリンタとレーザー加工機を組み合わせて新たな作品を作り出すことができます。
また、Podeaさんは2年前にもABS樹脂製のケースにPodeaで加工を施した写真をツイートしています。
黒いABSに掘り込みできますか?というお問い合わせがあったので、購入しておいたラズベリーパイのABSケースに文字を掘り込んでみるなど、実物は綺麗に加工できてるけど、写真で撮影してみたまんまを伝えるの難し~。 pic.twitter.com/OkAgH3QntR
— Podea (@Podea_net) 2015年4月26日
この上のツイート時点では、まだマスキングテープを切断することが出来なかったかと思いますが、マスキングテープを切断出来ることにより、仕上がりがキレイになるのはもちろんのこと、塗料を流し込むことが出来るのでレーザーのパワーアップは様々な効果を生むように感じますね。
これからもPodeaがどのようにアップデートしていくか楽しみですね。