Surface Laptopのメリット・デメリットを考えてみた!
いよいよマイクロソフトから発売される新作ノートパソコン「Surface Laptop」!
SurfaceProよりもさらに、使いやすいラップトップになっていそうな予感がしますが、でも実際のところSurface Laptopは買いなのかをしっかりと検討はしていませんでした。
なので、この記事では、個人的にSurface Laptopのメリットとデメリットを考えてみました!
メリット1:タッチパネル採用
まず、MacBook Proと同じような形状のラップトップでありますが、Surface Laptopでは、ディスプレイがタッチパネル採用となっています。
正直、SurfaceProでもタッチパネルは採用されているので、目新しさとまではいかないのですが、スタンダードなラップトップの形状でタッチパネルというのは気になりますね。ただ、通常のラップトップをタッチパネルにするとタッチした際のバランスが懸念されます。しかし、この懸念部分が無事に解決しているのならば、ブラウジングや書類への手書きが捗りそうです。
メリット2:キーボードが安定している
Surface Laptopでは、SurfaceProに比べて格段とキーボードが安定していそうです。
SurfaceProシリーズは、2in1にするため、フニャフニャとしたキーボードの問題がありました。数行の文字を打つならまだしも、多くの文章やキーボード操作が多い機会の方にとっては苦痛になっていたと思われます。SurfaceProがMacBook Proや他のWindowsラップトップの牙城を崩せなかった1つの要因だったと考えられます。
しかし、Surface Laptopでは、この大きな弱点を改善してきました。安心して安定したキーボードをSurface Laptopでは搭載し、SurfaceBookでも安定したキーボードを採用していましたが、Surface Laptopの価格帯で準備してきたのは助かります。
メリット3:実質選べるWindows10SとWindows10
期間限定ではありますが、Surface Laptopの標準OSであるWindows10SからWindows10へ切り替えることができます!
Windows10Sでは、ストアのアプリケーションのみしかインストールすることが出来ないため、セキュリティは向上しますが、今まで使っていたアプリケーションやフリーソフトが使えない可能性が発生します。しかし、Windows10へ切り替えすることで今までのPCと同じようにストアを経由しないアプリケーションを使用することが出来ます。
しかし、Windows10Sは思わぬ脅威を防ぎやすいため、初めて子供に持たせるPCとしては安心かもしれません。
デメリット1:USBポートが1つだけ
ここからは、デメリットとなりますが、Surface LaptopだけではなくSurfaceProにも言えるのですが、USBポートが1つしか無いのは大きな疑問が残ります。SurfaceBookに搭載されているSDカードのスロットもなく、SurfaceProにあるmicroSDのスロットさえもありません。USBポートが1つだけです。
もちろんUSBハブを接続すれば、問題は解消されるかもしれません。しかし、稀に起こるUSBハブとUSB周辺機器の相性問題やハブ電源の外付けハードディスクとの接続などを考えると出先での使用には不安が残ってしまいます。
SSD128GBとメモリ4GBのラインナップは無駄ではないか?
これは、デメリットではないが、マイクロソフトとしては無駄ではないかという疑問です。
最小構成としてSSDが128GBでメモリが4GBという構成がラインナップされているのですが、このスペックの必要としているユーザーはそんなに多くいるとは思いません。SSD128GBというのはお世辞にも豊富な容量とはいえず、USBポートも1つしか提供できず、SDカードスロットも無い容量を増やせない状況で128GBというのは中々厳しい容量だと思われます。また、メモリに関しても4GBは、最近発売されているスタンダードなラップトップで8GBが増えてきている中でわざわざ動作の軽快さに直結するメモリを4GBにするのはなぜなのか。メモリ4GBでもWindows10Sはサクサク動くという自信の表れなのか分かりませんが、Windows10に切り替えて動作がモタつけば製品自体のクオリティを疑う人も出てくる可能性もあります。
このSSD128GBとメモリ4GBの構成を購入するのは、PCに対しての知識がまだ少ない方で安い物で充分という層に対しては容量がすぐに膨れ上がってしまったり、望んでいた軽快さを得ることが出来ない可能性も考えられます。この最終構成で一番得するのは、Surface LaptopのSSDとメモリが換装できる仕組みならばメモリとSSDを自分で換装しアップグレードできる人なのかもしれません。